目標が変われば見方も変わる
今回はスポーツの指導者向けです!
目の前の結果が全てだと思ってはいませんか?
僕の経験
僕の所属していた小学校のバスケットボールチームで、
なかなか勝てなかったチームがいたんです。二チームほど。
一つ目のチームは僕が小学校5年生の時に初めて対戦したチームで、
相手は6年生がほとんど。小学校の一学年ってスポーツにおいてはとても大きくて、
全然勝てなかったんです。
もう一つのチームは一番最初に試合をした時から、
小学生としての最後の試合でも一点差まで追い詰めるも勝てず。
中学校に入って、一年生大会という中学校一年生だけが出れる大会があったんです。
そこでも、最後の数秒で逆転するも、また逆転されて敗北。
でも、僕の小学校の時からの監督(僕のお父さん)は何回負けてもそこまで怒りませんでした。
僕たちが小学生だった時に、監督(お父さん)はこういったんです。
「今勝てなくてもいい。ただ、中学校に上がってからでも、高校に入ってからでも、大学でも、社会人になってからでもいい。いつか勝てればそれでいいんだ。」と
どこの結果を重視するか
これがものすごく重要だと思います。
例えば、県大会で優勝することが目標だあった時、
自分より強いチームに練習試合で勝ったとしても、自信にはなるかもしれませんが、
目的の県大会で勝てなかったら正直意味がないということですよね?
逆に、県大会で勝つことができれば、練習試合では別に負けてもいいのではないか。
と僕は思います。
もし、全ての試合(練習試合も含め)で勝つ。という目標であれば話は別です。
全ての試合で勝たなければならないので、どんな相手で、練習試合であろうと
負けることは許されないということです。
僕は別にそういったことではないと思います。
最初にも書いたように、今勝てなくても、最終的に勝てれば、それでいいんだと思います。
このような考えが、佐藤優さんの「武器を磨け」にもありましたので、
ご紹介させていただきたいと思います。
内容
もちろん、局所的には目先の勝ち(練習試合での勝ち)も必要である。
ある程度勝ちを積み重ねなければ先へは行けない。
ただし、ずっと勝ち続けろということではない。
<中略>
ここで無理に「勝ち」にこだわって虚勢を張り、自滅するのは愚かだ。
まずは「負けない」ことを選択し、長期的に見て勝てばいい。
ということだそうです。僕もこれには賛成です。
何が、どこで結果を出すことが重要なのか。
それがわかっていないと、自滅してしまうかもしれません。
内容には「『負けないこと』を選択し」とありますが、僕は負けも必要だと思います。
なので、目先の結果だけにとらわれるのではなく、
長期的に見てみるといいかもしれません。
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