「陰徳を積む」ということ
「陰徳」という言葉、あまり聞いたことはないかもしれませんが、「陰徳」が人生を豊かにしてくれるかもしれません。
この話は、ある勉強から引用しています。同じ勉強のものはこちら。
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陰徳
「陰徳」というのは例えば、老人の方が大きな荷物を持って歩いていた。
その時に、「荷物をお持ちしますよ」と言って荷物を持ってあげた。
これを誰にも言わなければ、それは「陰徳」です。
「陰」にある「人徳」ということです。
それを貯めていくことが「陰徳を積む」ということです。
陰徳を積む
では、タイトルにもあるような「陰徳を積む」とどのようなことが起こるのか。
それは簡単に言うと自分にとって良いことが起こります。
人にした良い行いが自分に幸せとして返ってくるということです。
すごくないですか?!そして嬉しくないですか?!
自分のやったことが自分にとって嬉しいことで返ってきたら!
ただ、簡単にこれができたら良いんですが、できないから幸せになれる人が少ないんです。簡単にできない理由は次の3つです。
1、目で見ることができない
「陰徳」というくらいですから人の目で見ることはできません。
これはあくまでエネルギーの問題なので貯金のように
「順調に溜まっているからまた頑張ろう!」とはなれないんです。
2、初めから見返りを求めてしまう
このようなことをいうと「将来〜したいからそのために陰徳積もう!」というように考える人もいます。そういった人はアウトです。
見返りを求めていたらそれは「欲」です。
前にも夢と欲に関しての記事を書いたのでそちらも一緒にどうぞ。
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自分で「あ、これは陰徳積んでるな」と気づくだけなら大丈夫です。
僕も気づいてしまうことはあります。それが何かの欲のためになっていないか。
そこを注意してみたください。
3、いつ返ってくるかがわからない
さっきの「欲」になってしまっている人にとってはここが一番つらいでしょう。
なので「まだ陰徳返ってこないな〜」と思っている人は今すぐ諦めて新しい陰徳を摘みに行って方がいいということです。
でも、本当に親切心で陰徳を積んでいる方にとっては苦ではないでしょう。
陰徳は返ってくることはわかっていてもいつ返ってくるかはわからないんです。
10年後か、20年後か、80歳になってからか。
それを我慢できる人しか陰徳を積む行動はできないといいうことです。
なぜならいつ返ってくるかわからない陰徳を積むのに、自分のことだけを考えている人は返ってくることが前提で動くので、我慢もできず、当たり前のごとく陰徳も積めない。ということです。
人のために行動すれば自然と自分に返ってくる。
それだけのことでいいのでしょう。