できる人の未熟なところを見つけてその人を伸ばす
結構抽象的なタイトルですいません(笑)
なかなかうまい言い換えが見つからないので、さっそく本題に入っていこうと思います。その中でなんとなくあなたなりの解釈をしていただけたら嬉しいです。
今回はスポーツの指導者の方向けです。
もちろん他のことにもつながっているので、読んで損はないです!
できる人の未熟なところを見つける。
まずこれがわからないとダメですね。少しわかりやすく言いますと、
例えば、周りから見たら上手に見える人。これが「できる人」。
その人の中の「未熟なところ」を見つける。これが意外と難しいと思うんです。
僕も最近ちょっとだけバスケを小学生、中学生に教えているんですが、
そこで思ったことです。
これを聞いただけでわかる人もいればそうでない人もいると思うので、
サッカーの本田圭佑選手を例として書いていきたいと思います。
例えば、いつが全盛期かはわかりませんが、
全盛期の本田選手がそこまで強くない大学サッカーチームの監督である自分の元に
「うまくなりたいので教えて下さい!」と来たとしましょう。
そこで、自分のチームの人と一緒にプレーをさせてみることに。
すると、どうですか?本田選手の欠点は見えてきそうですか?
よりうまくなるために彼がなにをしたらいいかわかりそうですか?
僕は難しいと思います。
なんせ本田選手ですよ?!(わざとすごい人を例に出してはいますが)
それがそこまで強くないチームの中に入ってプレーしてたら、
僕はいいところだけが見えてしまうのではないかなと思います。
これはそれぞれのチームにおいても日常的にあることだと思います。
1つのチームの中で一番うまい選手は絶対にいるはずです。
でも、それはあくまで自分が今見ているチームの中だけの話で、
他のチームに入ったらそうでもないかもしれない。
でも、自分のチームの中では一番上手なので欠点が見つけにくい。
そうすると、彼は未熟なのにその欠点がわからず成長しない。
それを見つけるために練習試合というものがあるのかもしれませんが、
そうすると、究極、そのうまい選手は練習試合だけやればいいという感じになってしまうのでは?
こんなことがなきにしもあらずではないかなと思います。
特に難しいところ
僕が特に難しいだろうなと思うのは、
一番できる人の得意なところを指摘するということです。
それはその人のレベルが高ければ高いほど難しいのではないでしょうか。
例えば、初心者の方であれば、うまくできていないところは簡単に見つけられると思います。でも、プロ相手では、なかなか難しいですよね。
でも、前の記事にも書いたように、完璧な人間はいないはずなので、
(その記事を読んでいない方はこちら
誰もが完璧ではない - 夢追い人-教育から幸福を生み出す-)
より成長させてあげるために得意なところの中でも未熟なところを指摘してあげられることが重要なのではないかと思うんです。
ここが指導者の力が試されていくところなのではないかと僕は思います。
もしこれができれば、
うまかった人はさらにうまく!
その他の人も、「それに負けないように」
という精神が育っていれば伸び、
チームの成長にもつながる
のではないかなと思います。
できない人を指摘するよりも、できる人を指摘する方が難しいが、
チームのためにはできる人を指摘することもとても重要である。
ということを今回は伝えたかったです!
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