個人と組織
前の記事から繋がっているのですが、
「個人と組織」
ということに関して気づいたことがありましたので、書かせていただきます。
まず、この日本のスポーツのことに関して、
僕が個人的に思うのは、
「個人スポーツは勝てるけど、団体スポーツは勝てない」
です。(ここで言う団体スポーツは、バスケ等を指す。)
ここで出てくるであろう疑問。
「野球は勝ってるじゃん」
という感じだと思います。たしかにWBCなどでもとてもいい成績を残していますよね
ですが、この話の上で、野球は個人競技として考えていただきたい。
ここから僕が言いたいのは、
「個人を尊重するものは勝ち、
組織を尊重するものは負ける」
です。
このように考えると、野球が個人スポーツと考える意味がわかると思います。
意味がわからないという方のために説明します。
野球ってバッターとピッチャーの一対一の勝負から始まり、
打った後、球を取るのも一人、投げるのも一人、取るのも一人。
つまりは、個人の技術の集合体なんです。
個人が自分の役割の技術を極めれば、
他の人は、他の人の役割の技術を極める。
それによって、結果的に、
それぞれが支え合いチームとして成り立つ。
これって、ある意味でいうと、自分のやりたいと思うことをやっていれば
自然とチームの役に立つってことだと思うんです。
これこそが、僕の思う
個人が尊重される
ということです。
また他の個人競技では、言うまでもなく個人の技術勝負です。
だからこそ、個人を極めれば勝てる。(=個人のやりたいことをやる)
日本人はものすごく真面目なので、しかも、やりたいことだったら
なおさらめちゃめちゃ練習します。
そりゃー強くなりますよ(笑)
だから、「個人が尊重されるスポーツは勝てる」
じゃあ、一方の団体競技、
とは言っても、僕はバスケットしか本格的にはやったことがありませんが、
バスケットのようなスポーツだと、
自分以外の人に任せたり、
組織に合わせるということができるんです。
そうすると、もしその組織が自分の得意なものと合っていなかった時、
なかなか思っているように力が出せません。
また、「組織のために戦え」
というようなことを言われ、
「自分を押し殺してでも組織のために!」
というようなマインドになってしまうと、
自分のやりたいこともできなくなって、余計うまくいきません。
よって勝てなくなる。
だから「組織を尊重するスポーツは負ける」
というように僕は「個人競技と団体競技」にこんな違いがあると思います。
(あくまで僕の経験からの考えです。)
前の二つの記事、そしてこの記事からも、僕は
個人が充実しないと
組織は充実させられないのではないか
と思います。